栄養補助食品

食事介助が必要な方

必要な栄養素、ゼリー・ドリンクなどの形態など、かかりつけ医に取り寄せた資料をご確認のうえご注文・お召し上がりください。

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1.高齢者の低栄養について

低栄養になる原因には個人差はありますが、下記のことが影響していると考えられます。

①運動量が減るため、食欲が低下することによる、体力の減少
②唾液の分泌が低下して、口の中が乾燥することにより、食べ物が飲み込みにくくなる
③舌の味覚細胞が減って、塩味と甘味が感じにくくなり、濃い味付けを好むようになる
④噛む力が弱くなり、軟らかいものを好むようになる

食道・胃などの消化器全体の働きが悪くなり、消化液の分泌が減少する

消化不良や下痢を起こしやすくなる

体重減少・日常生活活動量の減少・身体能力の低下・筋力の減少

とるべき栄養素

●タンパク質
消化吸収能力が低下するなどの理由から、タンパク質が不足しがちになります。筋肉量を維持するためにもタンパク質の摂取は重要です。

主菜となる卵・肉類・魚類・豆類などさまざまな食品からまんべんなくとりましょう。

 

●ビタミンD
ビタミンDはカルシウム代謝・骨代謝に関わっており、高齢者では骨粗しょう症との関連が注目されています。ビタミンDの欠乏は筋肉量を減少させ、転倒や骨折のリスクを高めるおそれがある、との報告もあります。

カルシウムを多く含む食品とともに、ビタミンDを多く含む食品をとると良いでしょう。ビタミンDは皮膚でもつくられます。適度な日光浴、晴れた日なら10~15分、曇りなら30分程度野外で過ごすことがすすめられています。

 

不足しがちな栄養素

下記の栄養素は微量ではありますが、体の機能を正常に維持するために不可欠な栄養素です。不足しないように積極的にとりましょう。

栄養素 効果 多く含む食品
 カルシウム 丈夫な骨や歯をつくり、筋肉と神経の働きをサポート いわし丸干し、ワカサギ、うなぎ、干しえび、煮干し、牛乳、チーズ、ヨーグルト、生揚げ、豆腐、モロヘイヤ、水菜、ごま、こんぶ、ひじきなど
 鉄 酸素を全身に供給し、貧血を予防 豚、鶏のレバー、カキ、あさり、しじみ、いわし丸干し、マグロ、かつお、菜花、小松菜、ほうれん草、春菊、そらまめ、切り干し大根、ひじきなど
 ビタミンA 皮膚や粘膜、目の健康を維持するために不可欠なビタミン 豚、鶏レバー、うなぎ、銀だら、モロヘイヤ、ニンジン、カボチャ、あしたば、春菊、ほうれん草、にら、スイカ、温州みかんなど
 ビタミンB1 糖質がエネルギーに代わるときに必要な栄養素 玄米ご飯、そば、小麦胚芽、豚肉、ハム、大豆、枝豆、豆腐、うなぎ、かに、まだい、とうもろこし、落花生、アボカド、オレンジなど
 ビタミンB2 3大栄養素がエネルギーに代わるのをサポート、発育の促進にも関与 豚、牛、鶏レバー、うなぎ、かれい、かに、さんま、さば、ぶり、カキ、さわら、牛乳、納豆、わらび、モロヘイヤ、アボカドなど

 

 

2.低栄養を予防するポイント

食事における注意点

●いろいろな食品をとりあわせ、栄養のバランス良く食事をする。
●毎食、主食・主菜・副菜をそろえ、さらに汁物か飲み物を添える。
●栄養補助食品を利用して栄養補給量を増加させる。



●エネルギー、タンパク質、ビタミン、ミネラル、水分を過不足なく摂取する
※食事の摂取量や食形態、水分の摂取量など、心配なことは主治医にご相談ください。

介護における注意点

●咀嚼が困難な人には、食材の切り方などに配慮しましょう。(食べやすく工夫してある参照)
●嚥下が困難な人には、飲み込みやすく工夫した食事を提供しましょう。(飲み込みやすく工夫してある参照)
●安全な食器(スプーンなど)やエプロンを用意しましょう。
●食べる姿勢や食膳の高さなどに配慮し、食環境を整えましょう。
●被介護者の変化に気づけるように、状態をよく観察しましょう。(口腔内の状態・発汗状態・顔の表情・皮膚の状態・むくみ・尿や便の状態・食事摂取状況など)

 

3.濃厚流動食とは

濃厚流動食は、普通の流動食やミキサー食と同じ自然食品流動食に分類されています。
1日の食事摂取量が必要量に満たない場合、不足分の栄養素を補う目的で濃厚流動食を摂取することもありますし、濃厚流動食のみを口やまたは経管栄養法(鼻から、または直接胃や腸にチューブを入れ栄養補給を行う方法)にて摂取した場合にも、1日の食事摂取基準を満たすように工夫されています。

口から栄養を摂取できる場合には、不足分を補うという利用法が一般的で効果的だと思われます。ミキサー食や軟菜などの食事をとっている場合にも、水分補給・エネルギー補給・タンパク質補給など的を絞って、それに合わせた市販食品を使用すると良いでしょう。

必ずしも嚥下障害や介護用に開発された食品だけを使用するということではなく、普通のアイスクリーム・玉子豆腐・デザート用ゼリーなど嚥下の状態に合わせて、その方に適しているかを確認しながら提供しましょう。

また暑い夏などは、液状栄養食やとろみ水をシャーベット状に凍らせると喜ばれるようです。施設や在宅などお住まいいただく環境の中でできることを考えていきましょう。

 


よくある食事相談

Q1.濃厚流動食の選び方について教えてください。

A1.適切に選択するためには、飲用される方に必要な栄養素が入ったもの、(高or低エネルギー食品、高or低タンパク質食品、高ビタミン・ミネラル食品)に加え、食形態(ドリンク、ゼリー、ペースト等)、そして好みの味をうまく組み合わせて選ぶことがポイントです。いろいろな種類の濃厚流動食がありますので、かかりつけの医師・管理栄養士などと相談していただくと良いと思います。

Q2.高齢の母の介護をしています。寝たきりで食欲がなく少量しか食事をとれません。何を食べさせれば良いでしょうか?

A2.まずは、お母様の嗜好を最優先に、食べたいものを食べてもらいましょう。
食事が進むように少し塩分の強いもの(のり佃煮、梅干しなど)を添えたり、見た目や彩りを良くして食欲をわかせたりするのも一つの方法です。
コーンスープやかぼちゃのスープなどは食欲がないときでも摂取しやすい料理の一つで、色もきれいですし、水分とビタミンの補給にもなります。嚥下機能に合わせてとろみをつけましょう。
上記で紹介した少量でカロリーや栄養素が補給できる濃厚流動食も良いでしょう。ゼリーやプリンに似たようなもの、ドリンクタイプのものなどがあります。お母様の味覚に合うものがあれば試してみてください。


【参考】

●山崎文雄、丸山千鶴、中丸ちづ子、増田邦子:食事介護マニュアル食べる機能を生かした食事、第一出版、2007

●日本栄養士会、管理栄養士・栄養士必携-データ・資料集-、第一出版、2016

●かたしや淳、藤島一郎、田中陽子、江頭文江、桜井史明、吉村遥、山縣誉志江、吉田光由:嚥下調整食品学会分類2013に基づく市販食品300、医歯薬出版、2015

●伊藤孝仁、山本みどり、佐々木公子:改定5版臨床栄養ディクショナリー、メディカ出版、2014

●中村丁次:栄養の基本がわかる図解事典、成美堂出版、2010

●厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」

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