栄養補助食品

高齢者や一人暮らしの方

食事を残す量が増えた、低栄養が心配、年々体重が減って痩せてきた、医師から栄養を摂るよう指導を受けた、そんな方へ。
     

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1.高齢者の低栄養について

低栄養になる原因には、個人差はありますが運動量が落ち食欲が低下することや、唾液の分泌が低下し、口腔内の乾燥により食べ物が飲み込みにくくなる・噛む力が弱くなるなどの影響を受けています。

 

とるべき栄養素

【タンパク質】
消化吸収能力が低下するなどの理由から、タンパク質が不足しがちになりますが、筋肉量を維持するためにもタンパク質の摂取は重要です。

主菜となる卵・肉類・魚類・豆類などさまざまな食品からまんべんなくとりましょう。

 

【ビタミンD】
ビタミンDはカルシウム代謝・骨代謝に関わっており、高齢者では骨粗しょう症との関連が注目されています。

ビタミンDの欠乏は筋肉量を減少させ、転倒や骨折のリスクを高めるおそれがある、との報告もあります。

カルシウムを多く含む食品とともにビタミンDを多く含む食品をとると良いでしょう。
ビタミンDは皮膚でもつくられます。適度な日光浴、晴れた日なら10~15分、曇りなら30分程度野外で過ごすことがすすめられています。

 

不足しがちな栄養素

下記の栄養素は微量ではありますが、体の機能を正常に維持するために不可欠な栄養素です。不足しないように積極的にとりましょう。

栄養素 効果 多く含む食品
 カルシウム 丈夫な骨や歯をつくり、筋肉と神経の働きをサポート いわし丸干し、ワカサギ、うなぎ、干しえび、煮干し、牛乳、チーズ、ヨーグルト、生揚げ、豆腐、モロヘイヤ、水菜、ごま、こんぶ、ひじきなど
 鉄 酸素を全身に供給し、貧血を予防 豚、鶏のレバー、カキ、あさり、しじみ、いわし丸干し、マグロ、かつお、菜花、小松菜、ほうれん草、春菊、そらまめ、切り干し大根、ひじきなど
 ビタミンA 皮膚や粘膜、目の健康を維持するために不可欠なビタミン 豚、鶏レバー、うなぎ、銀だら、モロヘイヤ、ニンジン、カボチャ、あしたば、春菊、ほうれん草、にら、すいか、温州みかんなど
 ビタミンB1 糖質がエネルギーに代わるときに必要な栄養素 玄米ご飯、そば、小麦胚芽、豚肉、ハム、大豆、枝豆、豆腐、うなぎ、かに、まだい、とうもろこし、落花生、アボカド、オレンジなど
 ビタミンB2 3大栄養素がエネルギーに代わるのをサポート、発育の促進にも関与 豚、牛、鶏レバー、うなぎ、かれい、かに、さんま、さば、ぶり、カキ、さわら、牛乳、納豆、わらび、モロヘイヤ、アボカドなど

栄養補助食品について

体重が減ってきたので食事をもっと食べたい、食が細くなってきていてできるだけ食べてほしいけれどなかなか食べられない、などお悩みがあるでしょう。そのような場合は市販の栄養補助食品も選択肢に入れましょう。少量で栄養がとれる飲み物やゼリー類などいろいろな食品があります。

 

2.低栄養を予防するポイント

食事における注意点

・いろいろな食品をとりあわせ、栄養のバランス良く食事をする

・毎食、主食・主菜・副菜をそろえ、さらに汁物か飲み物を添える

・栄養補助食品を利用して栄養補給量を増加させる

・エネルギー、タンパク質、ビタミン、ミネラル、水分を過不足なく摂取する

※食事の摂取量や食形態、水分の摂取量など心配なことは主治医にご相談ください。

 

3.保健機能食品とは

近年では多くの食品が流通していますが、消費者の方に機能性をわかりやすく表示することで商品の正しい情報を得て、商品を選択することができるように適切な情報提供を目的とした食品です。

 

機能性が表示されている食品の種類

●特定保健用食品(トクホ)
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「コレステロールの吸収を抑える」などの表示が許可されている食品です。表示されている効果や安全性については国が審査を行い、食品ごとに消費者庁長官が許可しています。

●栄養機能食品
1日の必要な栄養成分(ビタミン・ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・保完のために利用できる食品です。すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届け出などを行わなくても国が定めた表現によって機能性を表示することができます。

●機能性表示食品
事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届けられたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。



保健機能食品を利用する際の注意点

まずは、ご自身の食生活を振り返って何が不足しているのか見極めましょう。

食生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスをとることが大切です。保健機能食品への頼りすぎに注意し、基本は1日3食、規則正しく栄養のバランスのとれた食事をとりましょう。たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものではありません。過剰な摂取が健康に害を及ぼす場合もあります。

パッケージに表示してある注意喚起事項をよく確認して、摂取するようにしましょう。パッケージには1日当たりの摂取目安量、摂取の方法、摂取する上での注意事項などが表示されていますので、よく読みましょう。体調に異変を感じた際は速やかに摂取を中止し医師に相談しましょう。

*引用・参考:消費者庁「機能性表示食品って何?」http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150810_1.pdfより加工して作成

 

4.栄養を補う例

栄養を補助するという目的で、1日3食の他に摂取すると良い食品例

●市販されている栄養補助食品
●乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルトなど)
●糖質を多く含む食品(おにぎり・パン・サツマイモ・バナナなど)
●お菓子(まんじゅう・プリン・アイスクリーム・ビスケット・せんべいなど)


よくある食事相談

Q1.健診でやせすぎを指摘されました。健康的に太るにはどうすればいいでしょうか?ちなみに小食で一度に少ししか食べられません。

A1.一度に少ししか食べられないということですので、まずは朝・昼・夕食を基本に、間食も食事の一部として栄養バランスよく食べることを意識しましょう。朝食でとりきれなかったものを10時の間食に、というように1回の食事を2度に分けて食べる、という方法もあります。
食生活の基本は主食・主菜・副菜がそろった食事です。まずは主食(ご飯・パン・麺類)をしっかりととり、そこに主菜(肉・魚・卵・大豆製品など)と副菜(野菜や海藻が中心となった料理)を組み合わせましょう。間食は1日の食事で摂取できていないものを食べるようにすると良いです。
果物や乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)は間食に取り入れやすいですし、食事で主食の量が不足していましたら、おにぎりやサンドイッチ、さつまいもなども良いでしょう。
少量でカロリーのとれる食品ですが、ナッツ類、アボカド、さんま、うなぎ、まぐろ(脂身)、マヨネーズ、アイスクリームなどがあります。体調に合わせて食生活に取り入れてください。


Q2.骨粗しょう症を予防するために効果がある栄養素について教えてください。

A2.まずはカルシウムの摂取が大切ですが、カルシウムの吸収をよくするために、ビタミンDを一緒にとることでカルシウムが腸管から効率よく吸収されます。また、ビタミンKは、骨密度を大幅に改善することはないですが、骨にカルシウムが沈着するのを助け、骨折予防に効果があるといわれています。ビタミンKは納豆や小松菜、ほうれんそうなどに多く含まれています。
ビタミンDは青背の魚やきのこ類に多く含まれていますが、食事以外でも確保できます。人間の皮下脂肪には、日光(紫外線)を浴びることでビタミンDに変わる物質が含まれています。1日に夏には木陰で30分程度、冬には1時間程度の日光浴でビタミンDに変わる効果が期待できます。


【参考】

●山崎文雄、丸山千鶴、中丸ちづ子、増田邦子:食事介護マニュアル食べる機能を生かした食事、第一出版、2007

●中村丁次:栄養の基本がわかる図解事典、成美堂出版、2010

●日本栄養士会:管理栄養士・栄養士必携データ資料集、第一出版株式会社、2016

●厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015」

● 消費者庁「機能性表示食品って何?」

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